部品の集荷・返却場所を間違えないように
BEFORE -改善前-

製品の組立の際に使用する部品の多くは、棚で管理しています。
以前より、集荷/組立/返却作業を早くできるように改善を行っています。
ピッキングミスをなくすために
組立作業者が組立に集中できるように
管理方法を見直して在庫数・作業効率を上げる
<問題>
- 作業効率化のために、数が多い部品は数えずにまとめて棚から持ち出しているが、返却の際に間違った箱に返却してしまうことがある。
- 次の集荷の際に、中身が間違っていることに気づかずに、集荷/組付してしまう恐れがある。
ヒューマンエラーを防ぎ、より確実に作業ができるように、改善に取り組むことにしました。
AFTER -改善後-

箱の中身がすぐ分かるように、棚の前面に箱の中の部品を展示することにしました。
<効果>
- 品番での確認だけでなく部品そのものでも確認ができるため、ミスが大幅に減った。
- 集荷の際にも、箱の中の部品と展示サンプル(正しい部品)が同じかどうか確認できるため、もし中身が違っていても気づくことができる。
誤った部品を組付けてしまうリスクを軽減できたことで、製品品質を向上することができました。
シンプルな改善ですが、大きな効果を得ることができました。
メンバーからの一言
品番のみで返却していた時は、持っている製品の品番と棚の品番が合っているかが不安で、何度も確認したり、箱を傾けて中身を確認していました。
展示サンプルを設置した事で心理的な負担も軽減されました。